単車の運転技術

いままで四輪車でも単車でもクラッチを切った状態はできるだけ無いように運転を心がけていた。単につないでいるだけではなくいつでも十分な加速ができるギアでつないでいるようにしている。まあ、今の四輪車はオートマチックだし関係なくなっちゃったけど。で、久しぶりのバイクで、しかもこいつはやたらにエンジンブレーキが効くし、フロントフォークが長くて深く沈み込むものだから、運転しづらいことこの上ない。でいろいろ調べてみたところ目からウロコの技術があることがわかった。

以前からシフトダウンするときに、エンジンとクランクの回転数を合わせるようにしてクラッチを繋ぐようにしていた。シフトチェンジ時はクラッチは完全に切っていた。アップするときも同じにクラッチを完全に切ってつないでいた。まあ、多分教習所で教わるとおりにやってたんだと思う。止まる前にギアダウンするときに回転数が下がり過ぎないようにギアを変えていくわけだが、その際にいわゆるブリッピングというをの行っていた。ところが、新しく知った技術では、ほぼクラッチは切らない、クラッチをほんのちょっと触るくらいでエンジンの回転を合わせてシフトチェンジする。これが恐ろしくスムーズにチェンジできる。何度も何度も練習してこれがちゃんとできる技術であることを学んだ。ところが気を抜くと染み付いたやり方がどうしてもでてしまう。ああ、なんだかな。

ところで、1速と2速の間のアクセルワークがどうしてもうまく行かない。回転がちょっとでも合わなかったりタイミングが合わないとどうしてもショックが出てしまう。むずかしいなあ、これ。

燃費調査旅

さて、新しく増えたおもちゃのバイク。果たしてどのくらいの燃費なのだろうか。

というわけで、ちょっと田舎の方へでかけてきた。でかけた先は堂平天文台。天文ファンには有名な場所で、三鷹天文台が光害で観測に障害が出て、近場にということで代わりにできたのがこの天文台。今は市の施設になっている。どんなところなのかなとというのと適当な距離もあり、今回の目的地となった。バイクの燃費を測るために行きと帰りでガソリンを満タンにしてとりあえずの燃費を測った。

結果は20.5km/lであった。まあなかなかいいんではないでしょうか。

ただ、思ったよりきつい道で、変に緊張していたせいなのか、両手の親指が痛い。なさけないねえ。まあ、このバイクに慣れていないし、ワインディングには弱いバイクで曲がりづらいことこの上ないし、で、ちょっと怖かった。アメリカンで行くとこではなかったかもね。

30年ぶりライダー

先日、この1年ほど探していたバイクを購入した。もうすでに絶版となっているバイクでまだ新車で売っていた頃に一目惚れしてほしかったものだ。新車で60万だったので購入を見送ったのだが、14年も経ったのにまだすごい値段で販売されている中、大分お得な値段の一台だった。車を走らせ現車確認に行くと、エンジンには問題はなかったものの、マフラーがガリガリ傷があり、保管がどうだったのかアルミパーツの腐食がひどかった。9千キロしか走っておらず、どうなんだろと思いつつ帰途についた。その後、こんな近場で出てくる事自体が稀有なので、予算は厳しかったが購入してしまったのだ。店長さんはいい感じの方だったし、前のオーナーはそのバイク屋さんのお得意さんだったようだし、と、いろいろあとから理由づけしたけど、まあ、バイクが欲しかったのだ。

先だっての日曜に取りに行ったのだが、予報では曇だったのでその日にしたのに、当日恐ろしいくらいに晴れ上がり、ちょっと恐れを抱いた。ついでに足を伸ばして墓参りも行きたかったのだが、どうしようかとも思ったが、結局行ってしまった。家につくまで60km。噂に聞いていたカワサキのクラッチの硬さ、身にしみた。

無事に初乗りは済んだが、心から楽しく乗れるのはまだちょっと掛かりそうだ。運転がどうもぎくしゃくする。足の位置もだいぶ前だし。バイクが手足のようになるのにはしばらく掛かりそうだ。