大坂なおみ選手の苦悩

また自滅してしまったようだ。全仏でも何回か踏ん張っていたけど、最終的に自滅してしまった。全米、全豪を連続して取ったけど、その間はひどい物だったし、それほど驚くことでは無いのかもしれない。ただ、「子供たちの手本」には成っていないことは確かだ。自分の現状と理想像とのギャップに耐え切れてないんだろうか。
テニスの試合を見たり、やったりすると、長い試合の中で「流れ」というものが確かに存在する。それは多分にメンタルから来る物なのだろう。それほどメンタルの影響が大きいのがテニスだと思う。
早く、大坂選手の心の平安が来ることを祈っている。
あと、デルポがまた膝をケガしてしまった。夕べインスタでスペイン語で話していたのw見つけたが、言葉が分からなかったけど、写真のギブスのからひどいケガなのは分かった。手術が成功して一日も早く直ることを祈ってます。
テニス選手がテニスが出来ないことほどつらいことは無いのだから、健康でテニスが出来る幸せというのは力にはならないのかなぁ。

野鳥の保護

雛が巣から離れピーピー鳴いているのを耳にすることがある。飛べない雛は大概捕食者によって食物連鎖の中に消えていくことになる。たまたま人がこれを見つけるとかわいそうで助けようと考えたりする。
野鳥は基本的に人は関与してはいけないことになっている。特例として、ケガをして飛べなくなった野鳥、もしくは動物は保護の対象になる。自然に戻すことが前提だ。ケガが治ればその後は自力で生きていける。
一方、雛は状況が異なる。羽も生えそろっていないような雛は、巣に戻すことが出来れば親がまた育ててくれるかもしれない。そうで無い場合は、人が保護したとして、自分で餌をとれるように指導されなければ生きていけない。普通、親鳥がそれを巣立ちにあたって指導してくれる。人がそれをすることは無理だ。ということは巣から落ちた雛を見つけたとして保護しても、野に返せば餓死するか捕食者にやられるかだ。かといってそのまま飼い続けると、下手をするとお縄を頂戴することになる。実際、メジロを捕まえて飼っていた男が書類送検されたことがある。次やれば実刑が付くことになるだろう。犯罪者だ。
野に生きる生き物が雛の状態で親の庇護を放れればそれはもう仕方が無いことなのだ。
まあ、こんな事を小学生に言っても仕方のないことだが、中学生とも成れば理解して貰いたい。
ちなみに、野鳥を素手で触ってはいけない。これは鳥では無く人のためだ。インフルエンザウィルスとか未知の病原体は渡り鳥や鳥を介して地球規模で拡散されている。鳥は人に悪さをするウィルスとは共生しているので、自分は発症していなくても人にウィルスを移すことがある。気をつけよう。良くちまたで言われるように人の匂いが付くと野鳥から仲間はずれにはされる、と言うことはないのでそれは安心してもいいらしい。

錦織選手、まさに力尽きる

錦織選手の全仏が終わった。
今期に入ってちょっと変わったなと感じたのは、ファーストセットを取ることが増えたということ。
ストレートで勝つことも多いけど、よくファーストを落としてから逆転という流れが多かった。実際ファイナルでの勝率は高い。一般には、ファイナルで勝つのは大概ファーストを取った選手が多い。このことが錦織はスロースターターであると言われるゆえんだと思う。弱い相手に入りがゆっくりすぎてファースト取られて逆転で勝つというパターンなのじゃ無いかと思っていた。
でも最近は逆にファーストを取ることが多いが、その後油断してなのか、何なのか、セカンドを落とすことが増えた。これはおおくのプレーヤーに見られることだが、ビッグ3は違う。ストレートで勝てる相手にはストレートで勝つ。今回それが如実に出た。得にナダル対錦織では、ナダルの最初からのトップギアがものすごかった。フェデラーに勝つには体力温存は必須だからなのか。
大体、メンタルは疲れるかもしれないが、体力ほど回復できないものでは無い。ならば最初から飛ばして短く済ませればそれに越したことは無い。途中で気が緩んでつけ込まれるのは、得にフレンチでのフランス人相手では観客も敵だからやっかいだ。