30年ぶりライダー

先日、この1年ほど探していたバイクを購入した。もうすでに絶版となっているバイクでまだ新車で売っていた頃に一目惚れしてほしかったものだ。新車で60万だったので購入を見送ったのだが、14年も経ったのにまだすごい値段で販売されている中、大分お得な値段の一台だった。車を走らせ現車確認に行くと、エンジンには問題はなかったものの、マフラーがガリガリ傷があり、保管がどうだったのかアルミパーツの腐食がひどかった。9千キロしか走っておらず、どうなんだろと思いつつ帰途についた。その後、こんな近場で出てくる事自体が稀有なので、予算は厳しかったが購入してしまったのだ。店長さんはいい感じの方だったし、前のオーナーはそのバイク屋さんのお得意さんだったようだし、と、いろいろあとから理由づけしたけど、まあ、バイクが欲しかったのだ。

先だっての日曜に取りに行ったのだが、予報では曇だったのでその日にしたのに、当日恐ろしいくらいに晴れ上がり、ちょっと恐れを抱いた。ついでに足を伸ばして墓参りも行きたかったのだが、どうしようかとも思ったが、結局行ってしまった。家につくまで60km。噂に聞いていたカワサキのクラッチの硬さ、身にしみた。

無事に初乗りは済んだが、心から楽しく乗れるのはまだちょっと掛かりそうだ。運転がどうもぎくしゃくする。足の位置もだいぶ前だし。バイクが手足のようになるのにはしばらく掛かりそうだ。