香川真司選手、トルコに?

ドルトムントの香川選手が、トルコのベシクタシュへ移籍かと伝えられている。
ドルトムントへ日本から行った後、怒濤の快進撃でドルトムントの最高の時代を中心選手として輝いていた。その後ファーガソン監督に認められて、マンUに移籍。ルーニーとの絡みとかホントにワクワクしていたけど、ファーガソンがあの後も数年やってればなあ、と思わざるを得ない。いなくなってもちゃんと認められなかった方が悪いのかもしれんが、選手としての最高の時を無駄につぶしてしまったのが残念。
トルコか。地理的には近いけどスペインは遠いなあ。

大阪なおみ選手、とうとう1位になる

プロテニス選手のランキングは毎週月曜日に更新されるが、大阪なおみ選手が1位になることが確定した。おめでとうございます。
40年以上のテニスファンからすると、一日中このニュースが流されているのを見ると、みんなそんなにテニスが好きだったの?と感じてしまう私は、へそ曲がりですね。
多分ストレートで勝てる試合だったのに、ここぞという所でのベテランならではの踏ん張りの恐ろしさを身にしみたんじゃないかなと思う。でもそこから引き戻して、萎縮すること無くラケットを振り切れたのは、天才の証。脳みその天才と、身体の天才は別物で、錦織選手は脳みその天才、でも身体能力は大分落ちてしまうので苦労なさってる。でも大阪選手はどちらも兼ね備えている。
この偉業がどれだけ凄いことか。WTAのポイントを持っている選手、つまりWTA管轄のトーナメントで勝利している選手が850程度。その他にもITFA主催のフューチャーズ、チャレンジャーにいる選手も多い。そんな中で頂点に達したわけだからすごいの一言。昔から、ひとりふたりの偉大な選手というのが君臨してたのが、ここに来てセリーナが少し前線から消えていた間はそういう選手がいなかった。とうとうセリーナの後継者が現れ、それが日本という国籍を選んでくれた人だと言うことに感動を覚える。

錦織さん、またフルセットで勝つ

開始から、ときどき覗いてたけど、あっという間に2セットダウンで、えー、負けるンかとか思っていました。ごめんなさい。勝ったとき、本人はぜったいに悪かったとは言わないけど、明らかに悪かった。それでも、メンタルを平に保ち、淡々とやっていた。でも、淡々とやっていたんではノールとかラファとかの化け物には勝てないよ。
最後の最後のスーパータイブレークで5−8になって、いよいよヤバイとか思ってたときに、パブロくんがチャレンジ。これを審判が受けてしまった。チャレンジシステムで線審のスローコールのアウトが間違いだと映し出されたのに、既にポイントは錦織が決めてたから変わらないと説明する主審。レフェリーから通達があったのかもしれないが、あれは最初にダメだと言わなければいけないよなぁ。あれで一気に崩れたとは思えないけど、試合後に主審をののしる様はちょっと浅ましき様だったな。残念。

コート夫人

Mrs. Courtだからコート夫人。「エースを狙え」のせいでコート夫人、キング夫人の呼び方がなんか定着している感がある。あの頃の女子選手はみな余り大きくない中、一人すらっと大きく、いつも白いワンピースの襟の大きなウェアに身を包んでプレーしていた記憶がある。フォアは強力で、バックはフォアハンドの握りで打っていたので、スライスばかりだった。このころグリップを替えない選手も多かったみたい。デュールとかレーバーとか。
この方は、LBGT関係では保守的でたたかれもしたけど、選手としての偉大さはすごい。戦歴で言えばまあ、史上ナンバーワン。ツアー優勝は192、グランドスラムも24。ダントツの強さだった。同時期にビリージーンがいたけど、この強さ。グランドスラムも年間グランドスラムを達成してるし、ダブルスやミックスでも生涯グランドスラムを達成してるし、この全部混ぜた参加できうるグランドスラム全部(男子シングルス、ダブルスには出られない)を2回以上勝っているのはすごすぎる。
どうもこの方はアマチュアとしてやってたらしいから、レーバーと違ってグランドスラムのタイトルを多く持っているラッキーもあるけど、オープン化以降も勝ち続けてるんだからすごい。とはいうものの、女子もプロ選手ってオープン化以前にあったのかよくわからない。

圭、巨人に勝つ

39才、2メーター越えのサービスの巨人、イヴォ・カルロビッチに競り勝った。いやあ、負けると思った。サービスエースが59本って、なんだよそれ。
錦織は予測が良くってリターンが強い。今日は裏ばっかり取られていた。もともとリーチの狭いので難しい状況だった。フェデラーなどは見極めてから動いても間に合う天賦の反射神経があるけど。
これでまた、ひとつ、ファイナルセットでの勝率と、タイブレークの勝率が上がったね。