Vienna Open, くやしいなあ

今度こそ、と思っていたけど、残念ながら決勝で、アンダースンに負けてしまった錦織選手。決勝で勝てない病は深刻だ。楽天でメドベージェフに負けたのは信じられなかった。あのときと同じならやはり調子の良いアンダースンには勝てない。奥さんも美人だし。選手会長だし。
こういうのを目の当たりにすると、やはりテニスというのはメンタルが大きいスポーツだと思う。先日内輪の大会があって、決勝まで行けたが、もう疲れてしまってちゃんと打てなくなってしまっていたが、パートナーが踏ん張ってくれたおかげで、流れが変わり、一気に4ゲーム連取して勝てた。相手が焦りだしたのがすごく伝わってきて、行けるかもと思えたのが大きかったのだろう。
でも、いい加減勝てよ。錦織。

デルポ、またもケガ。そしてファイナルは。

デルポトロがかわいそうだ。テニスでケガすることはそう多いことでは無いけど、こんだけ多いと、不運を嘆いてしまうだろうな。身体が大きいからリスクはあるけど、近年の科学的な分析に基づいた進化したトレーニング方法で、でかい身体でも俊敏に動けるようになってることは間違いない。今年に入ってから、ケビン・アンダーソンやジョン・イズナーの躍進はたぶん進化したフットワークの賜だと思う。すごく動きが良くなった。ケビンのここ数年の好調を見て、イズナーも取り入れたんだと思うが、ほんとの所はどうなのか。
ファイナルの可能性がほぼ無かった錦織が、このデルポがケガで離脱によって可能性が高まった。去年イズナーは、ウィーンとパリに出場していて、そこそこのポイントを稼いでいる。一方、錦織は出場していないので、勝った分まるまるポイントになるので有利だ。
ファイナルに出たとしたらそれは凄いことだ。でも、「ビッグ4にどうしても勝てない病」を克服しないと。それにはまずセカンドサーブをどうにかせねば。

US Open 始まる

グランドスラム最後のUS Openが始まった。錦織選手は、比較的楽なブロックに入った。苦手のジョコビッチもいないし、どうにかなりそうな相手のブロック。
最近の錦織君は、どうも噛ませ犬のような役割ばかりになってしまっている。キンキンでは、バブリンカが彼に勝ったせいで、調子を取り戻し、その前にはジョコビッチが勢いづいている。フェデラーも今年の全豪で彼に勝って勢いを増したところがあった。
いい加減、逆の立場になった彼を見たいが、どうも最近の勝てない病はメンタルから来ているようだから、誰かと結婚でもしてからしか復活の姿は見られないのかもしれない。それまでスイスのおっさんたちの活躍を愉しむとするか。

錦織選手、また負ける

去年は男子テニス界は、むちゃくちゃだった。トップテンの多くがケガで離脱。そこにデルポトロが復活し、そして今年になって、ぼちぼちと復帰しだした。トップ不在の時に上に上がっていた人たちはたまったものではなくなり、また現在のトップシードもシード下にとんでもないやつらがでてくるからショッチュウ負けてまう。おかげで決勝はあまり聞いたことの無い選手が出てきてたりする。
春秋戦国時代のような時代がきた。ケガが治って本来の強さを取り戻しつつある選手、強いのがいなくなって勝てたので自信を付けてきた若手、すこし下り坂っぽいビッグ4。まあ、つまりは、レベルが低い試合が多くなってしまうのは悲しいかな。
スタン・ザ・マンが勝つのは嬉しいけど、錦織選手も早くしないと、下り坂に入ってしまうよう。

Casio DK-5700

ALPS MD5500 Microdry プリンターのドライバをインストールしようと思って、PowerBook G4 Titaniumを立ち上げ、OSXにインストールした後、ああ、MacOS9にも入れとこうと思って再起動した。立ち上がってみると、昔のゲームソフトがたくさんある。いろいろいじった後、端の方にプリンセスメーカー2が有ったのだが、クリックしても立ち上がらない。そこでインストールし直したろうと思って、棚の上の方にまだ鎮座していた箱を取り出し、開けた。すると中からはディスクでは無く、CASIO DK-5700とパソコンとのインターフェースFA-110が出てきた。あと、写真と書の落款印。印はずっと無くしてしまったと思って、再度蠟石を買ってきて作ったんだけど、気に入らなかったので、うれしい。
しかし、DK-5700、全然記憶にない。どうしたことだろう。海外赴任したときに慌てて買ってたと女房が言っていたけど。きっと欲しかったのを、かこつける何かを探していたのだろうな。
いきなり、20年前にタイムスリップしていた今夜なのだった。

Mars, Jupiter and Saturn. Sun appended.

火星が合になるってんで、ずっと晴れの日を待っていたのだけれど、いつも曇っていて、晴れてても元気がなくって見る事が出来なかった。で、やっと31日に我が、Meade 2120LX-5シュミット・カセグレンを持ち出す元気を絞り出し、南天に輝く3つの星に望遠鏡を向けたのだった。
夏なので水蒸気が多くて状態は良くないが、木星の縞がはっきりと見えた。ガリレオ衛星も同じ視野に入ってて綺麗。土星は輪っかだけ。余り良くは見えない。
火星はさすが視野角はでかい。でも極冠が見えるかなと思ったのだけど、良くは分からなかった。翌日のニュースで三鷹の天文台の映像があったけど、あれでもはっきりとは分からないのだから仕方ないか。飛蚊症で悩まされる余り状態の良くない肉眼ではやはりむりか。
翌日、昼頃についでに太陽を見てやろうと思って、見はしたのだけれど、あまりの暑さにもうこりごり。ナダル並に汗がこぼれるので、アイピースやなんやらにかからないように気をつけなければいけないのはしんどすぎる。そのうえ、黒点もなにも見当たらなかったし。

FedelerがConnersを抜いて芝でNo.1

日刊スポーツでこんなニュースが出ていた。コナーズはやはり10代で勝ちまくり初めてたし、あの頃は全米も全豪も芝のコートだったから、勝ち星を挙げるのは今の方が難しいことは確かだ。そんななかでのこの数字。コナーズも40才近くまでやってたから、トッププレーヤとしてのキャリア年数もフェデラーも変わらないか。
二人ともすごいよね。

WCトーナメント1回戦

ざくざくとビッグネームが消えていく、今回のワールドカップ。いよいよ、日本対ベルギーが始まる。
ベルギーに勝つために、主力を温存して、賭に勝った西野ジャパン、いよいよその結果が出ることになる。
中盤での長谷部と柴崎の出来次第でもつれるか、圧倒的になるか、ドキドキもの。どのくらいやれるのかなあ。
結構やれるぞ、とは思うんだけどな。

大阪で震度6弱

昨日これに気がついたのは夕方になってから。テレビもニュースも見てなかった。朝早めの登校途中の小学生がブロック塀の下敷きになって亡くなったそうだ。
今から40年近く前に起きた宮城県沖地震では、やはりブロック塀の下敷きになって多くの人が亡くなっていた。いろいろ法整備が成されていたのでは無かったのか。違法建築だったことがいまさら伝えられているが、亡くなってしまった命は帰らない。
宮城県沖地震では当初震度6と発表された後、他との兼ね合いで震度5に変更された。しかし、地面が波揺れ、まともに立っていることも出来なかった事、当時新築だった小学校の何十本もの鉄筋の入った太い柱がねじ切れていた様子などから、今も私には震度5とはとても思えない。当時の震度は気象庁の予報官が多数決で決めていたので正確では無かったかもしれないが、その後全て加速度計で観測されたデータで細かく報告されるようになり、リモートセンシングや干渉計などから地面の移動も分かるようになってきた。が、あいかわらず犠牲者は出続けていて、どうしても、大地震でけが人も無しなどという夢物語は想像すら出来ない。
都内も大阪府内も違法建築がそのまま残っているところは多い。火事になったら燃え尽きるまで消火活動に近づくことさえ出来ない地域もある。ここに地震が起きたらと思うと、胸が痛くなる。

Thiem v. Nadalどうなる

今年、新しいクレーキングの名乗りを上げたオーストリアのThiemと、現クレーキングのNadalの一戦。楽しみなことだよ。希望半分で、Thiemが勝ってくれるんじゃないかと思うんだけど。Roland Garrosは観客のえこひいきが結構あるから、観客に影響されるとThiemがちょっと不利か。女子シングルスでは、ルーマニアのおっぱいを小さくしてまでプロにかけたハレプへの応援が凄くて、多少Stephansに影響があったのではとも思えたしね。
いったいいつから、このアンフェアな観客が増えたのだろう。ATPもまだないころは、エラーに観客が拍手をするなんて考えられなかった。観客が試合の結果にまで影響を与えるまで騒々しくなるなんて、一体観客はベストの試合を見たくは無いのだろうか。既にRoland Garrosの観客は現在最高のプレーヤの試合を見ることは出来なくなってしまっているしね。