歯がゆい、サッカー、卓球、テニス。。

男子サッカーはときどき決勝トーナメントに出られるくらいにはなったが、トップチームの証であるB4にはほど遠く感じられる。女子卓球も、頂点の中国に大事なところではいつも負けてしまう。テニスも錦織圭という天才が現れたがなかなかトップには行き着けない。

特に女子卓球はあと少しで頂点になれそうなのに、どうしてもいざというと中国に負ける。選手は努力していることは間違いない。天賦の才があることも疑いはない。なのにどうして負けてしまうのだろう。

中国にあって、日本にないもの、それは長く続く頂点に君臨する歴史とそれを作り上げてきた多くのチャンピオンだ。このチャンピオンたちが、今コーチとなり、敵を見極め、突破口を切り開くブレインとなっているのだと思う。かつて日本男子卓球は世界に君臨していた。その後中国が台頭してきて今はかなり水をあけられてしまった感は否めない。

今や突破口を見つけたと思ってもあっという間に対策が取られてしまい勝てなくなってしまう。これはコーチ/監督の差が決定的なのだと思う。コーチとかそんなものが関係ないレベルの選手が出てきて、新たなチャンピオンとなったら、そこから歴史が始まるとは思うのだが。なかなかそんな選手はいない。そんな中、大坂なおみが出てきた。日本人が続いていけるかどうかは定かでは無いが、確かな流れが出来そうだ。